前回から引き続き、大洗の旅についてまとめていく。
大洗駅に到着し、ちょっと駅の写真などを撮ったりした俺は、まず最初の目的をスタートさせるために、駅構内に引き返し、インフォメーションコーナーに向かう。
実は大事な部分の写真を撮り忘れるという失敗をやらかしているのだが、少し前から、ここで「日本戦車道連盟模擬試験」というイベントが始まっている。
詳細は
ここに記載されている。
大洗各所に配置されている20箇所の設問を、町を巡りながら解答していき、正答率が80%以上だと記念の認定証が貰える。というイベントだ。問題はすべてQRコード化されて、サイトにアクセスすると開示される仕組み。
大洗駅インフォメーションではチェックシートの配布が行われており、同時に第一問に挑戦できる。
問題内容をここに書くことはできないが、ガルパンの視聴者なら普通に解答出来る系の問題のほかにも、いくつか面白い問題がある。アニメと戦車の知識だけでは全問正解はできない、とだけ言わせていただきたい。
ところで、このインフォメーションであるが、既に気合が入りまくっていて、町の本気具合が伺える。

最終話のあるシーンをテーマに作成されたと思しき大洗駅や……。

隙間なく秋山殿への愛で埋め尽くされている痛キーボード。

キャラクターやメカニックの設定資料なども見ることができる。

声優の方を交えてのイベントなどもよく開催されているようだ。この前は沙織の誕生日イベントが盛大に行われたようである。

さらに一角には戦車模型の展示もある。みんな大好きヘッツァーのほかにもM3など色々展示されている。
これらの展示物の大半は、ファンの有志によるものだそうで、感心することしきりである。
ひとしきりインフォメーション内を拝見し、配布されているマップなどを手にしたMildは、続いて大洗町役場に向かった。徒歩で15分ほど。道中は住宅街のなかを突っ切るように歩いた。

この天気。曇りというか、霧である。遠くまで見渡すことができず、これが実に残念であった。

大洗役場に到着。1階の受付に行き……。


これ。
ガールズ&パンツァーあんこうチーム特別住民票を発行していただく。
1枚300円だから、あんこうチーム5人分で1500円。上の画像の申請書に必要事項を記入し、窓口に差し出す。役場の職員の方の対応は実にスムーズで、1分とかからず5枚の住民票を受け取ることができた。
なお、この特別住民票の交付は6月28日までで、つまりこのブログを書いている時点では明日までなのだが、これがMildの大洗行きを後押ししたポイントのひとつだった。
役場をあとにし、次に向かったのは
大洗リゾートアウトレットである。港湾部沿いの大通りに出て、アウトレットに向かう。

カーフェリー乗り場の入り口前を右折。なお、このカーフェリーを利用し、遠隔地から訪れるガルパンファンも多いのだそうである。北海道とかからこれでくるそうだ。すげえ。

右に折れると、大洗のランドマークである、大洗マリンタワーが見えてくる。天気が良ければ……とこの日何度目かの歯ぎしりをして……。

その前を通過すると、見えてくる建物がアウトレットである。アニメを視聴済みの方にはお分かりいただけるだろうと思うが、第四話の「大洗は庭です!」といってるあたりのシーンで描かれている場所であり、ものすごい勢いでテンションが上がってくるのが自覚できた。
大洗リゾートアウトレットに入り、一服ついてから向かったのは、
ダイビングパイレーツというお店だ。
ここでレンタサイクルを借りる。
実を言うと大洗駅でもレンタサイクルのサービスはやっているのだが……。

おわかりいただけるだろうか。
こういう特別仕様のサイクルをレンタルしているのである。こういうのに乗り込むことに抵抗を感じないでもないMildではあるが、どうせここまできたのだからこういうのに乗ってもいいんじゃねーの? と思ったのだ。

Mildが借りたのは秋山優花里仕様のサイクルである。ベースになっているのはハマーのマウンテンバイクのようだ。サスが2つついているタイプなので乗りやすそうだと思ったが、実際乗り心地は良かった。
これはネットの事前予約必須で、3時間500円+保証料として1000円。1000円は返却時に返還される。
このあたりから同じ目的と思われる人々と多くすれ違うようになってくる。この店にも7人くらいはいただろう。
おいおまえら平日の朝っぱらだぞ! という、完全に自分を棚に上げた発想をしたりしながら、Mildはアウトレットから走り出す。
このとき、1010時あたりである。
ここから、残り19問の問題をクリアするため、町中をぐるりと回ることになる。
ネットで地図を確認し……。というのも、模擬試験のマップというのはネット確認が必須で、プリントされた地図などはインフォメーションで配布されていないのだ。なので、アウトレットから離れる前に進行ルートは入念に確認しておく必要がある。
おおまかに進む方向性を確認したMildは、道路に沿う形で南西に進む。
最初に向かったのは、
大洗・日帰り天然温泉「潮騒の湯」さんである。

ここでは第10問に挑戦できる。なお、最初にアウトレットに向かった関係で、問題を順番通りに解いていく気など最初から投げ捨てている。ご了承いただきたい。
ここに辿り着いた時点で「ああ、ここに最後に来て風呂入って帰ればよかったのではないか」とか激しく思ったが、後の祭りである。ここでは温泉に入浴できるほか、食事もできるようだ。

そして当然のようにガルパンに纏わる展示物やグッズが売っている。

ドイツ戦車の展示まである。

特に目をひいたのはこれ。戦車道損害保険証明書という架空の書類である。
このあと、行く先々のお店でこれを目にすることになるのだが、つまりこれに加入していると、店に戦車が突っ込んだ場合、新築できるくらいの保険料がおりるわけだ。
これは別地点で撮影したものだが、右に書いてある注意書きの部分だ。
よくよく読むと、「戦車道の試合などで損害が発生した場合、修繕工事を担当した会社に戦車道連盟保険株式会社が代金を支払う」といったようなことが書いてある。
……当然代金支払の際には審査が発生するだろう。できるのだろうか、新築……。
保険などにはとんと疎いので、なんかこうがっつり契約料がかかったりとかそういう事情がありそうだなあくらいにしか思わないが、冷静に考えるとマチルダが店に突っ込んだ商店より、砲弾が直撃した民家の方が大変だと思うのだが、いかがだろうか。あちらは新築できるくらいの被害が発生しているに違いないだろうからだ。
兎に角。潮騒の湯さんで販売しているガルパンステッカーなどを購入し……。
帰ってきてから思うのだが、ステッカーとか凄い使い道に困るのに、つい買ってしまうのである。クリアケースをガルパン仕様にでもしよう。
兎に角。潮騒の湯さんを出て……。

第一町猫発見。さすが港町である。こっち向いて! と念じたが行ってしまったのは残念。
……兎に角! 再度出発である。ちょっと北進したあと、今度は北東へ向かう。そうすると商店街を突っ切るルートに乗ることになり、問題を出題しているお店が集まるメインストリートに向かうことができるのだ。
結構自動車が走っている。注意しながら進み、次は……。
小野瀬海藻さん。第9問の出題場所である。ここでは流石にガルパングッズなどはないだろう……と思っていたら、缶バッジ付きの茎わかめなるものを売っていた。美味しかった。

店内には戦車のパネルも。これは6月19日から始まっている「ガルパン街なか戦車せいぞろい!」というイベントによるものであるようだ。
今後同じようなパネルに数多く遭遇することになるが、とりあえず気に入ったのだけ貼っていくことにする。
お店の女性の方に軒先やパネルを撮影したい旨をお伝えすると、快く了承していただいた。
なお書き忘れているのでここで書いておくが、ここまでのお店の写真や、今後出てくるであろう同種の写真は可能な限りお店の方の許可をいただき撮影している。すべての場合において快諾していただき、感謝に絶えない。
小野瀬海藻をあとにし、道を直進。

第8問の出題地点、セイコーマートに到着。
ここはお隣に諏訪神社がある。記念にお参りしてきた。神社特有の静謐な雰囲気は好きである。

なおセイコーマートの戦車パネルは黒森峰のⅢ号だった。高笑いしてて流れ弾にやられたあれだ。
車長が眼鏡の子でもっとよく見せろ! と思ったものである。

次は松澤精肉店さんへ。ここで第7問に挑戦できる。戦車パネルはピンクのM3リー。
お店では唐揚げが販売されていて、とても美味しそうだったのだが、ある事情により断念せざるをえなかった。
雨が降り出してきたのである。
松澤精肉店のお兄さんも、雨が降ってきたことを心配している。「この先、自転車で大丈夫ですか? どうかお気をつけて」と言っていただけだ。自分のような客に慣れていることもあるだろうが、その親身で温かな心遣いが嬉しい。
しかし、確かに雨は早すぎる。もうちょっと待ってくれ。と、思いながら、再び走りだす。
確か、このときが1040時あたりのことである。

道中、写真のようなKV-2やⅢ突。ほかにもB1bisやIS-2などを発見したが、雨が徐々に強くなってきて、焦り始める。

次はここ。
不覚にもお店の看板を撮り忘れてしまったが、㈱タマヤ石油さんのENEOS大洗本店SSさんである。
ここでは第6問が出題されている。

さらに、ほかでは見られない戦車側面のパネルも展示されている。

次はENEOSさんからちょっと北西に進んだところにある、ココストア大洗大貫店さんへ。
ここで第2問である。

店内では地図のプリントサービスを受けることができる。更に地酒も売っていた。
店内でプリントサービスを受けていた若者と少し話をして、店外に出たMildは、思わず空を仰いだ。
雨が本降りになっていた。
……というところで
次回に続く。
6月26日未明。Mildは列車に揺られていた。
2日前くらいに思いついた、日帰りのちょっとした小旅行へと出発していた。
目的地は、茨城県東茨城郡大洗町。
人生初の、所謂「聖地巡礼」をしてみよう。と思いついたのである。
大洗町は、アニメ「ガールズ&パンツァー」で舞台となった街であり、地元商工会を中心に町興しを行なっている。何度かニュースになっていたりするので、かなり話題を呼んだものと思われる。
自分は、いままでそういうものにまったく興味がなかったのだ。それがなぜ、急遽大洗に行こうと思ったのか? その理由については、おいおい書いていくことになるはずだ。
また、恐らくやたらと長い話になるので、いくつかに分割する。だから、今日は第一回である。
そんなこんなで始まった旅だが、そのスタートはひっそりしたものだった。26日未明。まだ人影もまばらな地元を出発。
往路は、最初から鈍行列車で行こうと決めていた。始発である。
出発は0500時。
まずは、東京メトロ千代田線に乗り継ぐべぐ、大手町へ向かう。
そこから松戸を目指す。松戸から、一路水戸を目指し、JR常磐線の快速勝田行きに乗り継ぐ。
ここからが長い。松戸発の勝田行きが0651時発。出発から既に2時間が経過しているが、ここからおおよそで1時間半かかるのである。しかし、列車にはトイレが備え付けてあり、さらに座席はボックス席。旅してる気分を盛り上げてくれる最高のロケーションではないか。
時間帯が時間帯だけに、乗り込んでくる人々は通勤通学客が圧倒的だが、ちらほら旅装と思しき人も確認できる。彼らはどこに向かうのだろうか。
旅をするうえで、ひとつだけ気掛かりなのが、天候であった。
天気予報では、26日の大洗は午後から雨となっていた。降水確率は90%。
千葉ー茨木と移動するあいだも、ひたすら空を分厚い雲が覆っている。
雨が降ることはある程度覚悟しているが、到着時からすでに雨が降っている場合、予定が狂ってしまう。
午前中は雨が降らないでいてくれるよう、祈るしかできないのは辛いところだ。
そんな、不安半分、期待半分の心地で列車に揺られ、0830時、定刻通りに水戸駅に到着する。
ここから、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換えだ。

大洗までは3駅。おおよそ20分ほどで到着する。
変化は、列車に乗り込んだときから始まっていた。
普通に列車内にポスターが貼ってある。驚きだ。この列車はいかにも旧式な感じのディーゼル車なのだが、車両内で既にガルパン推しである。びっくりしたが、テンションは上がってくる。ここからすでにこうなのだから、伝聞によるのみだった大洗にはいったいどのような光景が広がっているのか。
列車に揺られるなか見える光景は、緑が7分で、田畑ばかり。いかにもという光景で、都心部を経由しての景観の変化も解放感を高める一助になっていただろう。

期待に胸を踊らせているうちに、大洗に到着。

ホームから降りると、すぐに目に飛び込んでくる、この光景。

実はこのほかにも色々あったのだが、兎にも角にも、大洗にやってきたのだった。
テンション上がりすぎていてアングルなどをまるで考慮していない写真が撮れているが、こういったものも一興であろう。
今回の旅の目的は、大きく2つ。それらについては、次回から詳しく触れていきたいと思う。
次回アップしました。
文芸、アニメと来たからには次はゲームの話をしたい。
脈絡があるわけではないがゲームの話をする。
本当は前々回のガルパンに引き続く形で、ある戦車戦ゲームの話でもしようと思ったのたが、ちょっと思うところがあったのでソーシャルゲームの話にする。
言うまでもなく、最近ガンガンTVCMなどをやっている、スマホなどで遊べるゲームの総称であるが、ソーシャルゲームという単語を調べると「主にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で提供されるオンラインゲーム・ブラウザゲームである」と出てくる。
これが、自分はずっと疑問だったのである。
ソーシャルネットワーク上で配信されている、これらのゲームと名のついた代物たちは、本当に「ゲーム」なのだろうか。という疑問である。
たとえば「パズル&ドラゴン」は。「ガールフレンド(仮)」は。ゲームなのだろうか? と、やりながら思ったのである。ところでこのガールフレンド(仮)というタイトルはなかなか秀逸だと思う。そういえば「ドリランド」というタイトルもあるが、それをパクったR18ソーシャルゲームが存在し、まあタイトルは想像できると思うので書かないが、笑った記憶がある。さらに書いていて思ったが、ソーシャルゲームでR18のものが出現しているというのは世も末である。
ところで、上に書いたとおり、Mildは普通にソーシャルゲームをプレイする側の人間である。色々つまんでみては放り出すようなプレイスタイルではあるが、率直に言うと、ゲーム性はどれも皆無に等しいものばかりだ。だからこれらを「ゲーム」と言うのはどうなのだろうとずっと思っていたわけである。
ゲーム。調べると「遊びや遊戯と訳され、勝敗を決めるためのルールや環境または他人との相互作用を元にした、普通楽しみのために行なわれる活動である」とある。この意義に忠実であるなら、なるほどゲームである。ところが自分はソーシャルゲームはそうではないと感じるのである。不思議だったが、ふと思い至ったのだ。
肉薄しすぎている、そう感じるのである。生活そのものに肉薄してくるのである。例としてMildが一番やっているであろう「アイドルマスター シンデレラガールズ(以下モバマス)」をあげるとするが、このゲームは、というかソーシャルゲーム全般は、日々の時間の隙間で楽しんでね。というゲームのはずなのに、本気でプレイしようとすると、逆に時間の隙間を作ることに腐心しなければならない作りなのである。「イベントの最終日に有給を使う」という都市伝説まで存在するのだから尋常ではない。
ルールに現実の時間を関連付けたことが、この嫌な感じを生み出している元凶であることは疑いようがない。「スタミナが3分に1点回復する」とかいう基本方針を生み出した人物は天才である。これによって、大多数のソーシャルゲームはすべてが時間に支配された。そして、ソーシャルゲームはプレイヤーを支配しようとする。時間と魅力的なキャラクターによって。
恐ろしいのは。そんなことをする必要のないオフラインゲームやMMOなどがこの方法を見習って逆輸入しつつあることだ。何分に一回。何時間に一回。一日に一回。そうしてプレイヤーは時間に支配される。
はたしてそれはゲームなのだろうか。
もちろん嫌ならやらなければいいのである。オフラインゲームならそれは簡単で、電源を切るだけでいい。だが、オンラインゲームはその当然の判断を罪深い決断に変えてしまう要素がいくつもいくつも存在するのだ。大規模MMORPGでちょろっと遊んでいたつもりがギルドに加入してなんかごっちゃごちゃした人間関係が発生して……みたいな話は界隈でよく聞くが、俺も似たような経験はしたことがある。あれは非常に面倒臭い。だから俺はいわゆる「MMORPG」というものを好んでプレイすることを諦めてしまっている。だって面倒臭いんだもの。メガテンとかやってるほうが全然楽しいし気軽である。
話を戻すが、確かにモバマスは「見ていて」楽しい。魅力的なキャラクターたちに彩られている。だがこれは、ゲームとしての楽しさ、というものの本来の形とは違うはずだ。ちょっと作りが残念な据え置き機のキャラゲーの方がよっぽどゲームしてる。
モバマスの核はキャラクター性のみである。そしてそれだけで十分に成立してしまっている。毎日毎日TVでCMが流れているのがその証明だ。
ところで「基本無料の~」というのは最近のスタンダードであるが、それらの課金システム部分に今まで触れて来なかったのは、触れるまでもなく糞だと思っているからだ。
さっさと強力な法によって規制されたほうがいいと思うのだがどうなっているのだろうか。
こんなことを書いているが、当然Mildは課金したことがある。しまくったこともある。
昔、あるところで「課金を続けていると脳みそが溶けてくる」という発言を目にしたことがあるが、これは真実である。
試しに、起こる事象を書いていく。例によってモバマスだが、このゲームでは、「その気になると」おおよそ5秒以内に一回、3000円で電子情報を買うことができる。投入し続けると1分の時点で3万円を軽く超えるのである。瞬時に処理は終了する。まったく無慈悲に、1分で3万円である。10分で30万だ。その前に財布か精神がパンクするだろうが。
そして、そのお金を使ったとして「欲しい物が手に入らない場合もある」のである。
ちょっとした麻薬といっていいだろう。入手できないのだったら、出るまでやる。という思考回路の持ち主は確実に存在するだろうからだ。自分はさすがにそこまでやらないが。
だがこれは、だからこそ課金できるのである。なにか物体的な物を購入するわけではないし、ネットショッピングよりもずっと簡単にポチることができる。決断にかかる時間も極めて短い。5秒やそこらでことの重大さを認識できるかといわれると、多くの人は難しいはずだ。そして、そんなことにお金を使わない人も当然多数存在するだろうが、そのような健常な金銭感覚の持ち主はそもそもそういう部分に足を踏み入れたりしないのである。逆に、ちょっと感情に抑制をきかせることのできないタイプの人間はコロっといくだろう。そのうちの何割かは確実に未成年である。自分が恐ろしいと感じているのはこれで、ソーシャルゲームは、未成年に対して金銭を消費させることに対して、制限する機能があまりにも貧弱なのである。確か、以前にグリーあたりが怒られていた記事を読んだ記憶がある。
一応、携帯端末で月額に突っ込める料金の上限は決められているはずだが、それでも1万円とかなのである。これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだが、我々くらいの世代からすると高校生が月に1万とかどうかしている。と思うはずだ。
こう書いて、俺も高校時代月にゲームに1万とか余裕で使ってたことを思い出したが、自分でバイトして稼いだ金でのことであるからこれは俺の勝手である。自分の金ならどんどんやっていいとは思っている。自己責任だ。
それにしても、未成年が、ゲームを一番楽しんで遊べるだろう世代が、あのようなゲームを楽しんでいるという現状が、自分はちょっと物悲しい。自分の、年齢を重ねて擦れた精神では想像もできないが、彼らはソーシャルゲームで一喜一憂したりしているのであろうか。我々がサターンやPSのゲームにそうしたように。