コミティアのレポートそっちのけで艦これ記事を書く男がいる。私です。
先週、コミティア105に参加してきたが、そのレポートに先んじてどうしてもこれはやっておきたいと思ったのである。
あとこのブログは、別にゲームのレポートをメインに書くブログでもなんでもないことはいまのうちに明記しておく。
今回は、「艦隊これくしょん」で8/1より8/26までの予定で開催されているイベント「期間限定海域 南方海域強襲偵察!」を突破できたので、その喜びをブログにぶつける。
なお、艦隊これくしょんについては
一度書いているので、そちらも併せて一読いただければ幸いだ。
この「期間限定海域」は、その名の通り、一定期間のあいだ専用マップが4つ出現して攻略可能になる。各マップを突破した者には、報酬として先行配布の艦娘や装備品などが与えられるというものだ。
ちなみに、詳細なイベントレポートの記事を
GAMEWatchさんが掲載されている。記事ではイベントのルールと流れが解説されているので、興味のある方は一読されることをオススメしたい。
Mildは、記録によらば8/9までの時点でイベントマップの三番目までを突破していた。これは、もともとイベント開始までにある程度資源を貯めていたのと、イベント開始から8日間のあいだに突破した強者たちの情報があればこそ可能なことだった。
だが、最後の4つ目のマップは、情報を事前に確認した限り、相当の準備をしなければ突破できない、極めて高難易度のマップになっているようだった。
というわけで、俺はコミティア前後。8/16~8/20のどこかでイベントを突破しようと目論見、そのための準備を始めた。具体的に必要な準備は3つ。
1:資材と高速修復材を可能な限り貯めこむこと
2:潜水艦「伊58」を獲得すること
3:2を含めた、必要な艦娘のレベルを実戦レベルまで引き上げること
1は大前提である。今回、先駆者たちによって構築されたある作戦を用いて望むことは決めていたが、それでも「できれば各資源は20kくらい貯めておいたほうがいい」とか言われていたので、あまり資源を浪費せず、堅実に貯めていく必要があった。この問題は準備期間中にコミケがあったりした影響で容易に達成できた。
2が、実際のところもっとも問題であった。
「伊58」はイベント開始と同時に先行配備された艦娘の一種で、入手方法は「イベントの2マップ目以降のボスドロップ」だけとなる。なかでも、もっとも確実性が高いとされる方法が、イベントマップ1つ目をクリアした際に必ず貰える潜水艦、「伊168」を使い、「イベントマップ4つ目(以下E4と略す)に単艦突撃させ、ボスに勝利してドロップを期待する」というものだった。
単艦突撃など自殺行為、と思われるかもしれないが、意外とそうでもなく、入念に準備すれば実現可能な課題である。そういうわけで、じっくり168を育ててE4に挑んだMildは、ここで今回最大の幸運を手繰り寄せた。
1発目に伊58を入手できたのだ。最大の問題は瞬時に解決し、次の段階に進むことが可能になった。

そういえばこの艦娘の愛称は「ゴーヤ」という。
3は、1との兼ね合いもあるので、可能な限り効率的に行う必要がある。
幸い、艦これには定番のレベリングポイントが存在していたりもするので、それらを活用しながら必要な艦を育てていけばいい。目標を平均レベル60前後と定め、黙々とレベリングするだけだ。
こう書くと数行に収まるが、手間と時間はそれなりにかかった。
毎日ちまちま準備して、すべてが(一応の形で)整ったのは8/16日あたりのことだった。計画通り。
その後、逸る気持ちを抑えきれず、ちょっと事前調査と称して8/17日の夜にアタックを試みて、次の日がコミティアであることを思い出して中断し、コミティアに参加し、帰宅して入手した同人誌でヒャッハーして、8/19日の夜に作戦結構と相成った。
具体的な手順は、
1:潜水艦2隻による「漸減作戦」を行う。
2:一定の戦果をあげたあと、主力による突撃に切り替える
3:主力によってE4のボスを撃破する
以上の三段階となる。
あるまじきことではあるが、これらの細かい運用を文字で記していくことに限界を感じたのと、ちょっと勢い余ったこともあって、プレイの様子を動画にしてみた。
上記の3手順をそれっぽくダイジェストでまとめた動画になっている。
注意事項として、編集したら動画の時間が22分にも及んでしまった。暇なときにでも見ていただければ嬉しい。
イベント終了時点での資材消費については、
燃料が約7500、弾薬は8000程、鋼鉄は200程度、ボーキサイトは1000程度だった。この数値は、イベント海域突入中に遠征などで増加した分も加味した数値である。
なお、使用した高速修復材の数は62個だった。
動画でも触れているが、イベントを突破することで、誰でも名前くらいは知っているだろう、戦艦「大和」を獲得できる。
この大和や、イベントで先行配備された艦娘たちは、のちのち通常の手段で入手できることが明言されていたが、やはり「クリアすれば確実に入手できる」というのは大きかった。
当時世界でも最大級だったこの大和は、火力、装甲が文字通りの超弩級であるのと同時に、壊滅的な燃費の悪さを誇っており、どう運用するかが問われる艦娘になっている。未実装の「武蔵」や「信濃」も同じようなスタンスになるのだとしたら今から心が踊る。
また、イベントでは他にも先行で入手できる艦娘や、レアな艦娘をゲットできるチャンスが多く、

レア軽巡洋艦の「阿武隈」や、

先行配備艦娘の一人「熊野」などもゲットできた。
この熊野はお嬢キャラらしいのだが、言動がなかなか面白い。
それにしても、イベント開始当初、自分のような7/10着任の提督たちのあいだには「イベント無理ゲーじゃね?」みたいな空気が漂っていたものである。
それがこうして突破してしまい、調子くれて記事にまでできる現状というのは、ひとえに、先にイベントを突破して、情報を収集し、戦術を構築していった先行プレイヤーたちの力があればこそだ。
彼らには、密かに、だが最大級の感謝の意と賛辞を送りたい。
そういえば、E4では割とレアい艦娘がゲットできるらしいので、一段落したらもう一回くらいアタックしてみてもいいかもしれない。
……それはそれとして、とりあえず「艦これ」は脇におき、この前みすてーさんから手渡された「TransPorter」の最新刊を読破する必要があるだろう。ほかにもコミティアで入手した本もある。